退職代行のデメリット5つ|メリットと比較して使うべきか判断しよう

退職代行のデメリット5つ|メリットと比較して使うべきか判断しよう

退職代行の利用者はここ数年で急増しており、サービスの数も増え続けています。ある調査では、直近1年で転職した人の16.6パーセント、つまり6人に1人が退職代行を使ったというデータもあるんです。

その中で「退職代行のメリット・デメリットを知って判断したい」と気になる方も少なくありません。便利そうに見えるけれど、本当に使って大丈夫なのか、不安に感じますよね。

この記事では退職代行のデメリットに絞って、メリットと比べながらわかりやすく解説します。読み終わるころには、自分が使うべきかどうかの判断材料がそろっているはず。

目次

退職代行のデメリット5つ

便利なイメージのある退職代行ですが、もちろん弱点もあります。ここでは、どのサービスを選んでも避けにくい構造的なデメリットを5つにしぼって紹介しますね。

1. 数万円の費用がかかる

いちばんわかりやすいのが、お金がかかるという点。自分で「辞めます」と伝えれば費用はゼロですが、代行を頼むとそうはいきません。

相場は運営元によって変わります。民間企業なら2万円前後、労働組合なら2.5万円前後、弁護士だと5万円以上が目安です。決して気軽に出せる金額とは言えませんよね?

当サイトに寄せられた口コミでも、費用への迷いを語る声がありました。退職代行ニコイチを利用した方は「27,000円という価格が相応かどうか判断したうえで使うのがおすすめ」「タダではないので後悔しないために慎重に判断すべき」と振り返っています。安心と引き換えに、それなりの出費は覚悟しておきましょう。

2. 会社の人との関係が途切れやすい

自分で顔を合わせずに辞めるので、どうしても気まずさは残ります。お世話になった上司や同僚との縁が、そこでぷつりと切れてしまうことも。

同じ業界で再会したり、取引先として再びつながったりする可能性もゼロではありません。人間関係をきれいに保ったまま辞めたい人にとっては、地味に痛いポイントなんです。

もっとも、もう関わりたくない相手だからこそ代行を使う、という方も多いのが実際のところ。あなたの場合はどちらに近いでしょう?

3. 自分で交渉する経験が積めない

退職を切り出すのって、誰にとっても緊張する場面ですよね。でも「言いにくいことを伝える」経験は、社会人としての力にもつながります。

代行に丸ごと任せると、その練習の機会を手放すことになります。次に同じような場面が来たとき、また誰かに頼りたくなるかもしれません。

正直なところ、ここは人によって受け止め方が分かれる部分。心や体を守ることのほうが大事な状況なら、無理に自分で抱え込む必要はないでしょう。

4. 書類のやり取りは自分でやる場面が残る

「全部まる投げできる」と思われがちですが、そこは少し注意が必要。退職届の郵送や貸与品の返却、離職票の受け取りなどは、自分の手を動かす場面が出てきます。

当サイトに寄せられた退職代行Jobsの口コミでも、「退職後の書類手続きは自分でやり取りする部分があって少し不安だった」という声がありました。とはいえ、多くのサービスは記入見本やチェックリストを用意してくれるので、案内に沿えば落ち着いて進められます。

5. 業者によって対応範囲が違う

退職代行には民間企業・労働組合・弁護士の3タイプがあります。実はこの違いで、できることが大きく変わるんです。

たとえば民間企業の代行は、会社との「交渉」ができません。有給消化や未払い残業代の請求といった法律がからむ場面は、弁護士以外がやると非弁行為(弁護士以外が法律業務を行うこと)にあたるからです。

自分の状況に合わないタイプを選ぶと、「思っていた対応をしてもらえなかった」となりかねません。申し込み前に対応範囲をしっかり確認しておきましょう。トラブルを未然に防ぐコツや実際の失敗パターンを知っておきたい方は、後ほど紹介する関連記事も役に立ちます。

退職代行のメリット5つ

デメリットを並べてきましたが、もちろん退職代行には大きなメリットもあります。ここからは、利用者が「使ってよかった」と感じやすいポイントを5つ見ていきましょう。

1. 会社と直接やり取りしなくて済む

退職代行の最大の魅力は、これに尽きるかもしれません。上司に顔を合わせず、電話もせず、辞められるんです。

当サイトのニコイチ利用者からは「会社に行かずに退職手続きを進めてくれて、精神的にとても楽だった」という声が寄せられています。引き止めや叱責が怖くて動けなかった人にとって、これは本当に助かりますよね。

2. 即日で出社しなくてよくなる

多くのサービスが即日対応うたっています。相談したその日のうちに会社へ連絡が入り、翌日から出社不要になるケースも珍しくありません。

「もう明日から行きたくない」という限界の状態でも、すぐ動けるのは心強い仕組み。有給が残っていれば消化に充てられるので、退職日まで一度も出社せずに済むこともあります。

3. 精神的な負担が一気に減る

辞めると言い出せないまま毎朝つらい思いを重ねるのは、心にも体にも大きな負担。その重荷を、第三者にゆだねられるのが退職代行です。

口コミでも「会社からの連絡をすべて無視していいと言ってもらえて心強かった」「申し込んだ瞬間、開放感と安心感に包まれた」という声が目立ちました。追い詰められた状態から抜け出す手段として、価値を感じる人は多いんですよね。

4. 有給消化や退職条件を交渉できる場合もある

労働組合や弁護士が運営するサービスなら、会社との交渉まで任せられます。有給を全部使い切ってから辞めたい、未払いの残業代を取り返したい、そんな希望にも対応可能。

「ただ辞めたいだけ」なのか、「交渉までしてほしい」のか。どちらを望むかで、選ぶべきタイプが変わってきます。ここが選び方のいちばんのポイントではないでしょうか。

5. 退職後のフォローが受けられる

意外と知られていないのが、退職後のサポート。離職票が届かない、源泉徴収票を再発行したい、そんなときに会社とのやり取りを代行してくれるサービスもあります。

転職エージェントの紹介や引っ越しサポートまで用意している会社も。辞めて終わりではなく、次の生活まで見据えて動けるのはうれしいポイントですよ。

デメリットを回避する方法

ここまで読んで、「デメリットが気になるけど、できれば抑えたい」と思った方もいるはず。実は、ちょっとした工夫で多くのデメリットは小さくできるんです。

まず費用面。料金は運営タイプで差があるので、自分に必要な対応範囲を見きわめて選ぶのがコツです。交渉が必要ないなら、無理に高い弁護士型を選ぶ必要はありません。逆に交渉したいなら、安さだけで民間型を選ぶと後悔します。

次に対応範囲のミスマッチ。これは申し込み前の無料相談で防げます。自分の状況を伝えて「このケースだと何ができますか」と確認すれば、認識のズレはほぼなくなるはず。

そして書類のやり取り。記入見本やチェックリストを用意しているサービスを選べば、自分でやる部分があってもスムーズに進みます。事前にどんなサポートがあるか聞いておきましょう。

あわせて押さえておきたいのが、トラブルの予防策。実際にどんなトラブルが起きていて、どう防げばいいのかを知っておくと安心感がまるで違います。退職代行のトラブル事例と対策では、現実に起きた失敗パターンと、それを避けるための具体的なチェックポイントを紹介しています。申し込み前に目を通しておくと、回避策がぐっとイメージしやすくなりますよ。

こんな人はデメリットが大きい

退職代行は万能ではありません。人によっては、メリットよりデメリットのほうが大きくなる場合もあります。

たとえば、円満に退職できそうな環境にいる人。上司に相談すればすんなり辞められるなら、わざわざ数万円を払う必要は薄いでしょう。自分で伝えたほうが、人間関係も保てます。

同じ会社や業界に戻る可能性が高い人も要注意。代行を使ったことで気まずさが残り、再就職や取引に影響するケースも考えられます。

それから、お金にあまり余裕がない人。生活が苦しい状況で数万円を出すのは、決して軽い負担ではありません。後払い対応のサービスもありますが、支払いはいずれ発生します。

こうした方は、まず自分で動く選択肢も検討してみてください。そのうえで「どうしても無理」と感じたら、代行を頼ればいいんです。

こんな人はメリットの方が大きい

反対に、退職代行を使うメリットが大きい人もいます。当てはまるなら、利用を前向きに考えていいでしょう。

まず、引き止めが強くて自分では辞められない人。「代わりがいないから認めない」と拒否され続けているなら、第三者に入ってもらうのが確実です。口コミでも、こうした状況から救われた声が多く寄せられています。

次に、上司のパワハラや叱責で精神的に追い詰められている人。心や体が壊れる前に距離を取ることのほうが、何よりも大切。費用以上の価値があるはずです。

有給消化や未払い給与の交渉をしたい人にも向いています。この場合は労働組合型や弁護士型を選びましょう。自分で会社と渡り合うより、はるかにスムーズです。

個人的には、「辞めたいのに言い出せず、毎朝つらい」という状態が続いているなら、それだけで使う理由として十分だと思います。我慢し続けるコストは、お金には換えられませんから。

よくある質問

Q. 退職代行を使うと転職先にバレますか?

基本的にバレることはありません。履歴書や職務経歴書に退職代行の利用を書く義務はなく、転職先が前の会社に退職方法を問い合わせるケースも通常はないんです。安心して次の一歩を踏み出してください。

Q. 民間企業の退職代行は違法ではないの?

退職の意思を「伝える」だけなら違法ではありません。問題になるのは、会社と「交渉」した場合です。交渉ができるのは、団体交渉権を持つ労働組合と弁護士に限られます。民間企業がそこに踏み込むと、非弁行為にあたるおそれがあります。意思伝達だけで足りるなら、民間型でも問題ないというわけです。

Q. 費用は本当に数万円もかかりますか?

はい、おおむね2万円から5万円程度が相場です。民間企業がいちばん安く、弁護士がいちばん高くなる傾向があります。後払いや分割に対応したサービスもあるので、手持ちが少ないタイミングでも相談は可能ですよ。

Q. 有給はちゃんと消化できますか?

労働組合型や弁護士型なら、交渉して消化してもらえる可能性が高いです。民間型は「希望を伝える」ことしかできないため、会社が拒否すると粘れません。確実に消化したいなら、運営タイプの確認が欠かせないでしょう。

Q. どのタイプのサービスを選べばいいですか?

判断の軸は「交渉が必要かどうか」。ただ辞めたいだけなら民間型で十分。有給や未払い給与の交渉をしたいなら労働組合型、深刻なトラブルが予想されるなら弁護士型がおすすめです。迷ったら無料相談で聞いてみましょう。

まとめ

以上、退職代行のデメリットについて、メリットと比べながら詳しくまとめました。費用がかかること、会社の人との縁が切れやすいこと、自分で交渉する力がつかないこと。こうした弱点は、運営タイプの見きわめと事前の無料相談である程度カバーできます。

大切なのは、自分の状況に合っているかどうか。引き止めや精神的な追い込みで限界を感じているなら、メリットのほうがずっと大きいはずです。

申し込み前に失敗を避けたい方は、退職代行のトラブル事例と対策に目を通しておくと安心。現実の失敗パターンと防ぎ方がわかります。退職代行そのものの仕組みや3タイプの違いを基本から確かめたい方は、退職代行サービスとは?仕組み・種類・選び方を解説から読んでみてください。

より具体的なサービス情報は、各サービスの個別ページも参考にしてみてください。あなたに合った一社を見つけて、次の一歩を踏み出しましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

このサイトの記事を書いているタクヤです。30代で勤めていた会社がいわゆるブラック企業で、長時間労働と上司からの圧力に限界を感じていました。自分で「辞めます」と言える状況ではなく、退職代行サービスを使って退職した経験があります。

当時は情報が少なく、どのサービスを選べばいいのか本当に迷いました。民間型の退職代行に依頼して無事に退職できましたが、「もっと早く正確な情報があれば、あんなに悩まなかったのに」というのが正直な気持ちです。

退職後は別の会社に転職し、今は落ちついた環境で働いています。あのとき一歩踏み出せたから今があると実感しているからこそ、過去の自分と同じように悩んでいる方に向けて、実体験をもとにした情報を発信しています。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次